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minneのアクセス変動を見て感じた、モール型販売の強さと怖さ

  • 4月20日
  • 読了時間: 6分


最近、minneのアクセス数や売上の変化についての声をよく耳にします。「急に見られにくくなった気がする」「前より動きが鈍い気がする」そんな話を見かけるたびに、私自身もいろいろ考えさせられます。


実際のところ、それが一時的な波なのか、ジャンルや時期によるものなのかは簡単には言い切れません。でも、こういう話題が続くたびに改めて感じるのが、販売経路をひとつに絞ることの不安定さです。




私自身も、モール型販売に戸惑ったことがあります



私もモール型で販売をしているので、表示のされ方や流れの変化に戸惑ったことはもちろんあります。

今まで動いていたものが急に鈍くなったり、逆に思わぬものが動いたり。

「何が変わったんだろう」と考えたり、広告費を増やしたほうがいいのか悩みますよね。

売上が生活に直結していると、こうした変化は本当に小さなことでは済まされません。


作品そのものが悪いわけではなくても、アルゴリズムや表示の仕組みひとつで動きが変わってしまう

それがモール型販売の難しさでもあるなと感じています。




モール型はありがたい仕組みでもある



とはいえ、モール型が悪いわけではまったくありません。むしろハンドメイド販売においては、とてもありがたい仕組みだと思っています。


たとえば minne や Creema のようなモール型は、


  • 小さく始めやすい

  • お店を一から作り込まなくても販売を始められる

  • 作品を探している人に出会ってもらいやすい

  • 決済や販売の仕組みが整っている


といった大きなメリットがあります。


ハンドメイド販売を始めたばかりの頃はお金をかける余裕はないので、そう考えると、モールの存在は本当に心強いものです。




ただ、ありがたい反面「自分では動かしきれない部分」もある


その一方で、モール型にはモール型ならではのリスクもあります。


それは、見られ方や流れを自分で完全にはコントロールできないことです。

どの作品が表示されやすいのか。

どんな順番で目に触れるのか。

どのタイミングで動きやすくなるのか。


もちろん、自分で工夫できることもたくさんあります。写真を見直したり、説明文を整えたり、広告を試したり。でも、それだけではどうにもならない変化が起こることもあります。


安定している時はありがたく感じる仕組みも、何か変化があった時には急に不安要素になる。

この両面が、モール型販売の特徴なのかなと思います。




モール型と自社サイトの違いって?


ここでよく出てくるのが、「自社サイト」という考え方です。


ネットショップには大きく分けて、モール型自社ECがあります。

モール型は、楽天やAmazon、minne、Creemaのように、ひとつの大きな場所の中にたくさんのお店が集まっている形。

人が集まりやすく、出会ってもらいやすい一方で、その場所のルールや流れの影響も受けやすいです。


一方で、自社ECは BASE や Wix などを使って作る、自分だけのネットショップ。

自分のブランドのための場所を持てる反面、集客もある程度自分で育てていく必要があります。

どちらが良い・悪いというより、役割が違うものだと感じています。




ハンドメイドは、断然モールが始めやすい


特にハンドメイド販売は、最初から自社サイトをしっかり育てるのは簡単ではありません。


だからこそ、最初の一歩としては minne や Creema のようなモール型がやっぱり始めやすいです。

実際、作品を知ってもらう入口としてはとても大きな存在ですし、小さく始めやすいのも魅力です。ハンドメイド販売を始めるうえで心強い選択肢だと思っています。


ただその一方で、モールだけに頼り切らない形も少しずつ作っておくことの大切さを、最近改めて感じています。




自社サイトを持つ意味は?


では、Instagram広告の流入先をモールにすればいいのでは。

そう考えるのもいるでしょう。

確かに実際それでうまくいくこともあると思います。

私自身もショップ全体の底上げを図るために、モールに流して回遊率を上げる方法をとることもあります。


ただ、自社サイトに流入させるのとモールに流入させるのとでは、少し意味が変わってきます。

モールに流入した場合、お客さまはその商品を見たあと、すぐに他の作家さんの作品や似た商品にも触れやすい環境にいます。

出会ってもらいやすい反面、比較対象もすぐ近くにある状態です。


一方で、自社サイトに来てもらった場合は、まず自分のブランド、自分の商品、自分の伝えたい順番の中で見てもらいやすくなります。


たとえば、

  • 商品のことを詳しく伝える

  • ブランドの世界観を見てもらう

  • 他の商品や特集ページを回遊してもらう

  • 初めての方向けの案内やQ&Aを読んでもらう

こういった導線は、自社サイトのほうが作りやすいです。


つまり、自社サイトは「その場で1件売るための場所」というより、ブランドを知ってもらったり、次につながる動線を作ったりする場所としての意味も大きいのだと思います。




自社サイトは「受け皿」や「土台」になってくれる


自社サイトの良さは、アルゴリズムや表示の仕組みに左右されにくく、自分のブランドや商品の魅力を自分の順番で伝えられることです。


もちろん、勝手に売れるわけではありません。

自分で動かしていく必要があります。でもそのぶん、連れてきた先が自分の店の土台になっていく感覚があります。


商品ページだけでは伝えきれないこと。ブランドとして大切にしていること。初めての方に安心してもらうための情報。そういったものを積み上げていける場所があるのは、やっぱり大きいと感じます。


だから私は、自社サイトを「モールより売れる場所」とは考えていません。

むしろ、いざという時の受け皿になったり、長く続けていくための土台になったりする場所だと思っています。



まとめ


モール型販売には、出会ってもらいやすさや始めやすさという大きな強みがあります。

だからこそ、ハンドメイド販売ではとても頼れる存在です。


でもその反面、アルゴリズムや表示の仕組みの影響を受けやすく、自分ではコントロールしきれない変化に戸惑うこともあります。

売上が生活に関わるようになると、その影響はより大きく感じられます。


だからこそ大切なのは、モールを否定することではなく、販売経路をひとつに絞りすぎないことなのだと思います。


モールか、自社サイトか。

どちらかひとつを選ぶというより、どう組み合わせるか。


最近の動きを見ながら、私自身も改めてそんなことを考えています。

 
 
 

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